ガラスのりんご通信

頭のなかで生きている

ショーツを探して三千里

引っ越すことになり、ショーツが入り用になりました。



ショーツ。
私今でもパンツって呼んでるんですけど、いつの間にか呼ばれなくなってますよね。


パンツはショーツになったし、ズボンはパンツになったし。
ということは、ノーパンって言葉も使わないんでしょうか。




話を戻します。




いつもUNIQLOで買ってるんです、安いから。
というより、いやそれもあるけれど、綿が入ったパンツがいいからです。



当然、今回もそうしようとUNIQLOに行きました。
色とりどり、レースひらひらのショーツ。








魔が差しました。
そうです、魔が差したんです!


買わずに帰ってきちゃいました。
もっと他にもあるんじゃないかと思って。



だけども結局ありませんでした。


綿が入ったショーツ自体が少ない上に、どこにいっても、値段とデザインのどちらかが引っ掛かります。

デザインなんてシンプルで構わないのに、どうしてお尻にI'm happy (仮) だの beautiful life (仮)だの着けるんでしょうか。
どうして音符柄 (仮) をカラフルにしようとするのでしょうか。




三千里の末、私は知りました。
私の望むパンツは、違う、ショーツは、UNIQLOにあるのだと。

かわいそうなわたし症候群

 

環境が変わるとき、何か新しいことを始めるときに、いつもすることがある。  



自分が余命わずかである、という妄想だ。

 


 

妄想といっても、やろうと思ってしているわけではない。

さっき一瞬お腹が痛かった、腰が痛かった。もしかしてこれは病気なのかもしれない。余命わずかであるのかもしれない。新しい何かをこれから始めることができないままに死んでしまうのかもしれない。そんな風にただ、不意にそれが始まってしまう。


楽しいわけでもない。                            

自分が死んだ後の家族のことを考えると、どうしようもなく悲しい気分になる。

不謹慎であることも分かっている。

 



結局のところ、これは逃避だ。死ぬこと以外の逃げ方を知らないだけだ。身近な死に触れてこなかったから、死に対して曖昧なイメージしか持っていないから。何者でもない私ではなく、かわいそうな私になれることに酔っている。



 

 

 

 

あんのないあんパン

 

ジャンプで連載してた『クロス・マネジ』の話を。

大好きだったサッカーができなくなった男の子が、何をするにも上手にできないラクロス好きの女の子に出会う話です。5巻完結済み。

最終話を読んだあとに1話を読み返すと、感動する。記憶力のいい人は、最終話読んだ時点で分かるかも知れない。お、おお・・・!ってなる。

 

打ち切り?だったのかもしれないけど、このくらいの長さでよかったんじゃないかなぁと。広がり過ぎたら大変そうだもんね。残念だけど。

欲を言うのなら、蝶蘭の日常話とかあやなちコンビがどうやって仲良くなったのかとか読みたかった。幼馴染とかかなー?

 

スポーツに楽しさを求めるか、勝利を求めるかがテーマなのかな。

楽しくやっているなら下手でもいいのか、苦労せずにできることを楽しまなければいけないのか。

楽しさの前に勝利は無意味なのか、勝利の前に楽しさは無力なのか。

 

 

 

妻はくノ一

 

奥さまは魔女』みたいなタイトル!と思って録画しておいたNHKのドラマ。

予想以上におもしろかった。

 

海や星月にしか興味がない平戸藩士・彦馬の元に、妻・織江が嫁いでくる。

順風満帆だった二人だが一月後、彦馬が目を覚ますと隣に織江はいなかった。姿を消した織江を探すため、彦馬は隠居し、江戸へ向かう。織江が、平戸の情報を求めてやってきたお庭番だとも知らずに・・・。っていう。

 

時代劇だけど(享保の改革後の時代?)そんな頭使わなくていいし、織江は彦馬にほだされてそうだし、続きが楽しみ。

アクションシーンの雑さが笑えるけど。

 

お庭番、というと『るろうに剣心』が出てくる。

なんとなくしか読んでないけど、最後の巴?のとこがどうしても納得できなくて。死んだもん勝ちって嫌い。死んだ人に縛られて、生きてる人が巻き込まれて不幸になるの嫌い。だから『断章のグリム』もいらっときたなあ。

 

まあそれはおいといて。

全8回らしいので来週からちゃんと忘れないよう録画しとこーっと。

頭使わないNHKの時代劇といえば、『浪花の華』も好きでした。